選ばれる理由
REASON
色再現の追求
色の再現へのこだわり
印刷の品質は、その精細さだけでは語れません。NUMAINがこだわるのは、正確な色。オフセット印刷は、構造上、色の安定性に弱点を抱えており、データ通りの色を紙面に再現するために、相当な技術と努力が求められます。
高精細=高品質とは限らない
高精細が故に、従来の印刷技術よりもその管理が難しいのも事実です。高精細印刷を謳う印刷業者も増えていますが、そのすべてが高品質というわけではありません。
いかに繊細な印刷であっても、色の安定性や再印刷時の色の再現性を確保できなければ、本末転倒です。機械のメンテナンスはもちろん、水や外気環境のコントロール、印刷状態の数値化(プロファイルデータの作成)といった、極めて高度な管理が要求されます。
また、このような品質管理は、高精細印刷に限定されるものではありません。
従来方式の印刷工程においても、高品質は印刷における至上の命題です。高度な管理技術は、あらゆる印刷物の品質をもう1ランク上のステージに押し上げる原動力となっています。
色の精度を極限まで高める
ΔE=2.0への取り組み
印刷物の色の安定を追求するために、機材メーカーと協力して印刷物の色の精度を定期的に測定し、各機器を調整しています。
色の違いを表す数値は「色差」と呼び、その数値をΔE(デルタ・イー/NBS単位)で表します。NUMAINの印刷物における色差は、ΔE=2.29(2009年10月測定実績)。NBS単位における1の大きさは、最もよい観測条件において識別できる最小色差の約5倍相当と言われており、オフセット印刷で、色差ΔE=3.0以下を実現するのはかなり困難です。ΔE=2.29は、当社の印刷物が、色に対して高い精度を保っていることを意味します。
ジャパンカラー2007にマッチング
カラー印刷機全台とDDCP(色校正)をジャパンカラー2007にマッチング。印刷機の色差は変化がおきやすく、定期的な管理が必要不可欠です。当社では2ヶ月に1度は色差(ΔE)測定チャートを刷り色差検査を行っており、OKシートと印刷物の色差を数値管理しています。
当社のカラー印刷機は同メーカーの同型式を2台ずつ設備し、同じ色調で印刷しています。また、万が一の故障時にも1台は稼動できるように考え、「機械は止めない」をモットーにメーカーのサポート体制も万全にしております。